ゲーミングマウスのサイドボタンは、うまく割り当てればキーボード操作の負担を減らし、必要な操作を素早く実行できます。
しかし、ボタンが空いているからといって、よく考えずにスキルやキーを割り当てると、誤操作が増えたり、マウス操作が不安定になったりすることがあります。
そこで本記事では、FPS・TPS、MMORPG、MOBA、バトルロイヤル、アクション、シミュレーションなど、ゲームジャンル別に使いやすいサイドボタンの割り当て設定テンプレを紹介します。
この記事の結論
サイドボタンには、頻繁に使う操作の中でも、移動や照準を妨げず、押し間違えても致命的になりにくい操作を優先して割り当てるのがおすすめです。
- ゲーミングマウスのサイドボタンには何を割り当てるべき?
- サイドボタンを割り当てるときの基本ルール
- 【FPS・TPS】サイドボタンおすすめ割り当て設定
- 【バトルロイヤル】サイドボタンおすすめ割り当て設定
- 【MMORPG】サイドボタンおすすめ割り当て設定
- 【MOBA】サイドボタンおすすめ割り当て設定
- 【アクション・ハクスラ】サイドボタンおすすめ割り当て設定
- 【シミュレーション・ストラテジー】サイドボタンおすすめ割り当て設定
- 【格闘ゲーム】サイドボタン割り当ては慎重に決める
- ボタン数別のおすすめ設定テンプレ
- サイドボタンの割り当て方法
- サイドボタンを押し間違えるときの対処法
- 使いやすい割り当てを見つけるチェックポイント
- サイドボタン設定に関するよくある質問
- まとめ:ジャンルとプレイスタイルに合わせて調整しよう
ゲーミングマウスのサイドボタンには何を割り当てるべき?
サイドボタンの割り当てに正解はありません。
手の大きさ、マウスの持ち方、使用するキャラクター、キーボード配置によって、押しやすいボタンは変わるためです。
ただし、基本的には次の条件に当てはまる操作を割り当てると使いやすくなります。
- 使用頻度が高い
- キーボードでは押しにくい
- 移動キーを押しながら使う
- 瞬時に入力したい
- 多少の誤入力が起きても致命的になりにくい
特に、WASDで移動しながら押しにくいキーをサイドボタンへ移すと、左手の負担を軽減できます。
注意点
左クリック連打や反動制御などを自動化するマクロは、ゲームの利用規約や大会ルールに抵触する可能性があります。サイドボタンは、原則として1回押したら1回入力される通常のキーバインドとして使用しましょう。
サイドボタンを割り当てるときの基本ルール
手前側と奥側で役割を分ける
一般的な2サイドボタンマウスでは、親指に近い手前側と、少し指を伸ばして押す奥側のボタンがあります。
基本的には、手前側に使用頻度の高い操作、奥側に補助的な操作を設定すると使いやすくなります。
| ボタン位置 | おすすめの役割 |
|---|---|
| 手前側 | 頻繁に使う操作、反応速度が必要な操作 |
| 奥側 | 使用頻度がやや低い操作、補助操作 |
押し続ける操作より単発操作を優先する
サイドボタンを押し続けると、親指に力が入り、マウスを横方向へ動かしにくくなることがあります。
そのため、ダッシュやしゃがみなどを長時間ホールドするよりも、リロード、武器切り替え、マップ表示、スキル発動などの単発操作を割り当てるほうが安定しやすい傾向があります。
照準中に力が入る操作は避ける
FPSやTPSでは、親指でサイドボタンを強く押した瞬間にマウスがわずかに動き、照準がずれることがあります。
エイム中に使用する操作を設定する場合は、実際に射撃訓練場などで確認し、照準が乱れないかチェックしましょう。
【FPS・TPS】サイドボタンおすすめ割り当て設定
FPS・TPSでは、移動しながら瞬時に使う操作をサイドボタンへ移すと便利です。
2ボタンマウスの基本テンプレ
- 手前側:近接攻撃
- 奥側:グレネード・投擲物
近接攻撃は緊急時に使うことが多く、キーボードのキーを探すよりサイドボタンへ設定したほうが反応しやすくなります。
投擲物も、移動キーを押しながら素早く選択しやすいため、サイドボタンとの相性が良い操作です。
| 候補操作 | おすすめ度 | 特徴 |
|---|---|---|
| 近接攻撃 | 高い | 緊急時に入力しやすい |
| 投擲物 | 高い | 移動しながら選択しやすい |
| リロード | 高い | キーボード操作を減らせる |
| ピン・報告 | 高い | 味方への情報共有がしやすい |
| しゃがみ | 中程度 | 連続使用すると照準が乱れる場合がある |
| 武器切り替え | 中程度 | マウスホイールより誤操作を減らせる場合がある |
FPSでおすすめの別パターン
- 索敵重視:手前にピン、奥にマップ
- 撃ち合い重視:手前に近接攻撃、奥にリロード
- 投擲重視:手前にグレネード、奥に投擲物切り替え
- 移動重視:手前にしゃがみ、奥にダッシュ切り替え
ただし、ジャンプ、しゃがみ、スライディングなどをサイドボタンへ設定すると、親指を押し込んだ際にマウス操作が不安定になる場合があります。
照準の安定性を優先するなら、攻撃中に連打しない操作から試すのがおすすめです。
【バトルロイヤル】サイドボタンおすすめ割り当て設定
バトルロイヤル系ゲームでは、戦闘だけでなく、回復、ピン、インベントリ管理など多くの操作が必要です。
2ボタンマウスの基本テンプレ
- 手前側:ピン・敵位置報告
- 奥側:回復アイテムまたは投擲物
味方との連携が重要なゲームでは、ピンを押しやすい位置へ設定すると、敵やアイテムの位置を共有しやすくなります。
ソロプレイが中心の場合は、ピンの代わりに回復、武器切り替え、インベントリ表示などを割り当ててもよいでしょう。
建築要素があるゲームの場合
建築要素があるゲームでは、壁や床などの建築キーをサイドボタンへ設定する方法があります。
ただし、建築操作は使用頻度が高いため、サイドボタンを何度も押すことでエイムや視点操作に影響が出ることもあります。
建築キーを割り当てる場合は、最もよく使う1〜2種類だけをサイドボタンへ移し、残りはキーボードに残す方法が現実的です。
【MMORPG】サイドボタンおすすめ割り当て設定
MMORPGは使用するスキルやアイテムが多いため、多ボタンマウスの効果を実感しやすいジャンルです。
2ボタンマウスの基本テンプレ
- 手前側:使用頻度の高いスキル
- 奥側:回復・防御スキル
多ボタンマウスでは、サイドボタンを数字キーやファンクションキーへ割り当て、スキルバーと連動させる方法が一般的です。
| ボタン | おすすめ割り当て |
|---|---|
| 1〜3 | 基本攻撃・使用頻度の高いスキル |
| 4〜6 | コンボ用スキル |
| 7〜9 | 回復・防御・解除スキル |
| 10〜12 | マウント、アイテム、メニューなど |
ただし、12ボタンすべてを最初から使おうとすると、位置を覚えにくくなります。
まずは親指が届きやすい4〜6個から設定し、慣れてから徐々に増やすとよいでしょう。
MMORPGの役割別テンプレ
- タンク:防御スキル、挑発、緊急回復
- ヒーラー:単体回復、範囲回復、解除スキル
- アタッカー:基本コンボ、バフ、移動スキル
- 採集・生産:よく使うアクション、アイテム、メニュー
【MOBA】サイドボタンおすすめ割り当て設定
MOBAでは、スキル自体はキーボードで入力し、サイドボタンには補助操作を設定する方法が使いやすいでしょう。
2ボタンマウスの基本テンプレ
- 手前側:アイテム使用
- 奥側:味方・敵へのピン
メインスキルをサイドボタンへ割り当てると、マウスカーソルを動かしながら親指にも力が入るため、操作が不安定になる場合があります。
そのため、アイテム、カメラ移動、ショップ、ピンなど、キーボードで押しにくい補助操作を割り当てるのがおすすめです。
【アクション・ハクスラ】サイドボタンおすすめ割り当て設定
アクションゲームやハクスラでは、回避、回復、スキル切り替えなどをサイドボタンへ設定すると操作しやすくなります。
2ボタンマウスの基本テンプレ
- 手前側:回避・ダッシュ
- 奥側:回復アイテム
回避は反応速度が求められるため、押しやすい手前側へ設定する方法があります。
ただし、回避ボタンを繰り返し押すゲームでは、親指の負担が大きくなる可能性があります。長時間プレイして疲れを感じる場合は、キーボードやゲームパッドとの併用も検討しましょう。
【シミュレーション・ストラテジー】サイドボタンおすすめ割り当て設定
シミュレーションやストラテジーでは、反応速度よりも画面操作やショートカットの効率化が重要です。
2ボタンマウスの基本テンプレ
- 手前側:マップ・全体画面
- 奥側:一時停止・速度変更
ゲームによっては、カメラ回転、部隊選択、建設メニュー、時間停止などを設定すると便利です。
ブラウザや資料を見ながらプレイする場合は、ゲーム外で「戻る」「進む」を利用し、ゲーム起動時だけ専用プロファイルへ切り替える方法もあります。
【格闘ゲーム】サイドボタン割り当ては慎重に決める
格闘ゲームでは、複数キーの同時入力をサイドボタンへ割り当てたくなることがあります。
しかし、ゲームや大会によって入力機器・マクロ・同時入力に関するルールが異なります。
大会参加を予定している場合は、使用するゲームや大会の最新ルールを必ず確認してください。
通常プレイでは、メニュー、トレーニングモードのリセット、録画・再生など、対戦操作に直接影響しにくい機能へ設定すると安全です。
ボタン数別のおすすめ設定テンプレ
サイドボタン2個
| ボタン | おすすめ設定 |
|---|---|
| 手前側 | 最も使用頻度が高い単発操作 |
| 奥側 | 補助操作または緊急時の操作 |
2ボタンタイプは位置を覚えやすく、FPSや一般的なPCゲームに向いています。
サイドボタン4〜6個
- 使用頻度の高い操作
- 回復・防御
- 投擲・アイテム
- マップ・インベントリ
- ピン・コミュニケーション
- 武器やスキルの切り替え
4〜6ボタンタイプは、FPSからMMORPGまで幅広く使いやすい構成です。
サイドボタン12個
12ボタンタイプでは、ボタンを3個ずつ、または縦列ごとに役割分担すると覚えやすくなります。
| グループ | 役割の例 |
|---|---|
| 1〜3 | 基本攻撃・主要スキル |
| 4〜6 | コンボ・補助スキル |
| 7〜9 | 回復・防御・解除 |
| 10〜12 | アイテム・マップ・メニュー |
サイドボタンの割り当て方法
サイドボタンの設定方法は、マウスメーカーが提供する設定ソフトによって異なります。
- マウスメーカーの公式設定ソフトをインストールする
- 使用するマウスを選択する
- ボタン設定画面を開く
- サイドボタンへキーボードキーを割り当てる
- 必要に応じてゲーム別プロファイルを作成する
- ゲーム内のキーバインドと重複していないか確認する
ゲーム別プロファイルを作成できるソフトでは、ゲームの実行ファイルを登録することで、起動中だけボタン配置を切り替えられる場合があります。
設定前に確認
設定ソフトの機能や対応OSは、製品やソフトウェアのバージョンによって異なります。使用しているマウスの公式マニュアルも確認してください。
サイドボタンを押し間違えるときの対処法
使用するボタン数を減らす
ボタンが多いマウスでも、すべてを使用する必要はありません。
押し間違いが多い場合は、まず2〜4個だけ設定し、位置を覚えてから追加しましょう。
重要な操作を隣り合わせにしない
回復とアイテム廃棄、通常スキルと必殺技など、押し間違えたときの影響が大きい操作を隣接させると誤操作につながります。
重要な操作の周囲には、使用頻度が低いボタンや、誤入力しても影響が小さい操作を配置しましょう。
一度に割り当てを変えすぎない
複数のキーを一度に変更すると、以前の配置と混同しやすくなります。
1回の変更では1〜2個に絞り、数日プレイしてから次のボタンを調整する方法がおすすめです。
使いやすい割り当てを見つけるチェックポイント
- 移動しながら無理なく押せるか
- ボタンを押したときに照準がずれないか
- 隣のボタンを誤って押さないか
- 親指に痛みや疲れが出ないか
- キーボードより操作が速くなっているか
- 重要な操作を押し間違えないか
サイドボタンへ割り当てても操作しにくい場合は、無理に使い続ける必要はありません。
キーボードのほうが正確に押せる操作はキーボードへ残すことも、適切な設定のひとつです。
サイドボタン設定に関するよくある質問
サイドボタンにはリロードを設定してもよい?
リロードは単発で使用することが多いため、サイドボタンと相性の良い操作です。
ただし、リロード中断や武器切り替えを頻繁に行うゲームでは、自分が押しやすい位置かどうかを実戦で確認してください。
しゃがみをサイドボタンにするのはおすすめ?
キーボードのしゃがみキーが押しにくい場合には有効です。
一方で、しゃがみを連打すると親指に力が入り、マウス操作や照準に影響する可能性があります。実際に試して安定しない場合は、キーボードへ戻しましょう。
サイドボタンのマクロは使ってもよい?
ゲームによって規約が異なります。
複数操作の自動実行、連打、反動制御などは、不正な自動化と判断される可能性があります。ゲームの利用規約や大会ルールを確認し、基本的には1ボタンにつき1入力の設定で使用するのが無難です。
設定ソフトを終了しても割り当ては使える?
マウス本体に設定を保存できるオンボードメモリ対応製品では、ソフトを終了しても割り当てを利用できる場合があります。
一方、ソフトウェア側で処理する製品では、設定ソフトの起動が必要になることがあります。詳しい仕様は製品ごとに異なります。
まとめ:ジャンルとプレイスタイルに合わせて調整しよう
ゲーミングマウスのサイドボタンには、キーボードで押しにくく、移動しながら素早く使いたい操作を割り当てるのがおすすめです。
ジャンル別おすすめ設定
- FPS・TPS:近接攻撃、投擲物、リロード、ピン
- バトルロイヤル:ピン、回復、投擲物、建築
- MMORPG:主要スキル、回復、防御、アイテム
- MOBA:アイテム、ピン、カメラ操作
- アクション:回避、回復、スキル切り替え
- シミュレーション:マップ、一時停止、速度変更
ただし、ボタンを押したことで照準がずれたり、誤操作が増えたりする場合は、設定を見直す必要があります。
最初は2個程度のボタンから試し、プレイしながら少しずつ調整することが、使いやすい割り当てを見つける近道です。
